
山行報告 本社ヶ丸
催行日 令和5年5月28日(日)天気 晴れ時々薄曇り
登山者 大島、大波、岡部奥さん、岡部旦那、高橋(京)、高橋(佳)、対馬、
長谷川、渡辺会長、渡辺奥さん、君塚
笹子駅から鶴ヶ鳥屋山ー本社ヶ丸の尾根に向かうが途中地図にはない、というか表現しきれないあるいは描ききれない、描いても仕方ない渡渉がいくつもある。しかも目印がほとんどないため渡渉なのか尾根を攻めるのか不明な箇所もある。踏み跡もさほど濃くないクロート向きの山である。渡渉を終えてしばらく登ると次は檄坂。坂の上は頭上を見上げるほど急であり先が見えない。更に足元は踏まれてないだけに狭く、崩れやすい。必死に登る。本社ヶ丸へ向かうルートはいくつかあるがこの笹子駅から宝越への分岐に向かうルートはそんな山道である。しかし、登りはいつしか終わる。本社ヶ丸へ向かう稜線は眺望はないものの花が出迎えてくれた。ここで第1の修行は完了。

次は稜線を今回の目的に向かうが、その道中もあちらこちらと花が咲き、疲れが吹き飛ぶ。所々岩をよじるような急なアップダウンの繰り返しに誰も文句も言わず楽しそうにゆるりゆるりと前進。岩混じりの坂をよじ登るとふいに本社ヶ丸の山頂に到着。富士山のお出迎えである。西から富士山、南アルプス、八ヶ岳と名だたる山々が、遠いところは霞んでいるものの元気に姿を見せている。人間はある種単純なものでこの景色を見ると今までの苦労が御破算になる。このために登っているとも言える。

すこし下った眺めの良い岩場でしばし休憩ののち速攻で下山。
山の様々な側面を経験できた楽しい登山でした。また、来年乞うご期待。
それでは。
リーダー
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